どんなに積極的に物事を考えようとも、やりたくないものはやりたくありません。
人には得手不得手もありますし、自分に向いている仕事や向いていない仕事も当然あります。
私自身は知らない相手に電話をするのが本当に嫌いで、スマホに知らない番号で電話してくる方には本当に頭が上がらない気持ちです。
忙しいときなどに知らない番号から電話がかかってきてマンション購入はどうですかなど聞かれて、結構ですと言ってもずっと話続けられるとついイライラしながら強引に切ってしまうといった電話応対してしまいますが、電話で対応しなければならない仕事に関しては私は絶対にできないなと思います。
仕事上、リモートなどで対応することも当然あるわけですが、顔を見ながら対応できるので全然気持ちも違うのです。
電話だけのやりとりはいつまでたってもやりたくないという気持ちは取り除けません。
そうはいっても、営業をかけたりしなければならないことから、否が応でも電話をかけなければならないことは当然出てくるわけです。
相手がどんな人かもわかりませんし、どんな対応をされるのかもわかりません。
すぐに拒否されるかもしれませんし、鼻で笑われるようなことをされるかもしれません。
それでも仕事ですから、そうした対応をしなければならなくなってきます。
私だけでなく、このように思っている人は少なからずいらっしゃるのではないのかなと思っています。
そうしたときの私の対処法は「やらなければならない環境に自分を追い込む」ことです。
誰しもやりたくないことはできる限り遠ざけておきたいものです。
しかし、ビジネスを行う上でやりたくないことに突入したときに「やらない」選択肢はほぼありません。
絶対的にやらなければならない仕事というものがあって、私にとっては電話がその一つでもあります。
できる限りやらないのでいいのであればやりませんが、どうしてもしなければならない時にはスケジュールにやらなければならないこととして記入して、その後に上司に報告する時間を設けてみたり、取引先と出会うスケジュールにしたりと、絶対にやらなければ次の人が迷惑がかかるようにしていきます。
上司や取引先に迷惑をかけてはいけないということが最優先事項として出てくるので、やらなければならないことを何としてもクリアしなければならない環境となっていきます。
人はそこまでしないと動かないですし、自ら鼓舞しないといけない生き物だと私は思っています。
特に経営者となると上司に報告ということすらありませんから、もっと自分を追い込む環境づくりを設定していかなければなりません。
これをしないと食べていけないとか、借金をしてしまうなど最悪ケースを想定して何が何でも取り組もうと鼓舞できる環境を作っていきます。
自分はダメだと自己否定で追い込んでしまっては元もこうもありません。
そうなると取り返しがつかないくらいな深い泥沼に落ち込んでしまいます。
そうではなくて、あくまでビジネスを成し遂げようとするための追い込みとして考えて、それで自分を鼓舞して仕事をこなしていくのです。
ただ、追い込んでやった分、それをやり遂げた時には仕事をしたという快感が生まれます。
人間やり切った時は感動と快感を得る動物ですから、追い込んだ先にはご褒美が待っていると思えると結構動けるものです。
人から言われて無理やりやるよりも、自分からやろうと決心して取り組んだものほどその時に得られる達成感は格別です。
そうやってやりたくないものを乗り越えていくことができると私は思っています。
自分自身を鼓舞することって本当に大切だと思いますよ。
私の中で一番やりたくないけれどもやらなければならないと思っているのは健康診断の胃カメラです…。
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