出かけると非難されることで分かる感情

 

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 お出かけして非難された人

 

 

相撲で親方をされている方が麻雀を行う場所である雀荘に行っていたことでクビになるかもしれないという報道がありました。

 

 

国会議員が銀座のクラブをはしごしていたことで非難されていました。

 

 

昨日に書きましたが、お店に関しては何らかの対策が行われているはずですし、補助金が下りていない可能性もあることから営業せざるを得ないところもあるので致し方ないとは思います。

 

 

非難されている方々は影響力がある人であって、外出自粛ムードの中でそれが我慢できない方々です。

 

 

ただ、家の周りでも外出したことで非難されることもあることから、今は控えておいたほうが良いという空気になっています。

 

 

 2つの感情

 

 

1つは感染したらどうなるの?知らないよ?という意味が込められていると思いますが、もう1つは私も我慢しているのにどうしてあなたは外出するの?というものではないかと思います。

 

 

特に後者に対してはいわゆる嫉妬的な感情ですね。

 

 

我慢という感情を自分がしているのに、別の人が我慢していなかったときに出てくる怒りの感情です。

 

 

車の列に割り込む人に対しても怒りが生じるのは、自分はきちんと並んでいるのにあなたはそれをしなかった、という我慢をして秩序を守っている方々の思いです。

 

 

これは国会議員に対しても出ていますよね。

 

 

外出自粛を促す国会議員はどんな状況でも安定した収入が得られますが、我慢を強いられている一般国民はそうではありません。

 

 

同じだけの苦しみを味わってからその言葉を発してほしいと思っているのが人間の心理です。

 

 

秩序を守ろうとしている人は、それを守らない人、ずるをしている人、言う資格がない人に対して怒りの感情が出るのです。

 

 

 禁止事項が多いほど…

 

 

法律が厳しくなればなるほど、怒りの感情は増えてきます。

 

 

歴史で見ても、厳しい決まりがあるところほど暴動が起きています。

 

 

日本ではおとなしい民族に思われがちですが、江戸時代の平和な時期にも一揆であったり〇〇の乱という名前の付いた暴動が起きています。

 

 

特に楽をしている人、ずるをしている人、言う資格のない人が権力を握っている側にいる場合は特に暴動が起きる流れがあります。

 

 

誰もができる限り平等に、公平に公正に感じる制度が整っていないと人は不満に感じます。

 

 

 

 国以外に会社内でも…

 

 

本来は国の制度以上に会社内や学校内でもこうした感情は膨れ上がるものです。

 

 

あまりにも国の制度ができる限りの平等、公平公正さがないことから注目されがちですが、普段は会社や学校に目が向けられています。

 

 

上司が一人の人にだけ可愛がっていたり、自分にだけ困難な課題を与えるような感じで対応されているときに不満が起こり、ストが起こってしまったりするものです。

 

 

我慢を強いる際には、いかに上にいる人たちがそれに近い我慢をしているかを見せなければ人はついていきません。

 

 

同じ釜の飯を食べた人ほど絆が強まる、ということがあるように、しんどい期間に同じくしんどい思いを共有したからこそ一緒に頑張ろうという気持ちになるもので、それを上から眺めている人の言うことを聞こうとはおそらくしないと思います。

 

 

人の上に立つ人は特にその点を意識した言動が必要だと思います。

 

 

 まとめ

 

 

偉そうにする人ほど非難されます。

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