コロナ禍によってリモートワークの重要性が高まり、リモートによる取り組みが活発化されていく一方でリモートワークに対する大きな壁が出てきていることもちらほら話が上がっているようです。
通勤する際に電車やバスの密を避けることができると同時に、会社内の密を避けることができるため、リモートワークはコロナ禍の救いとなっていることは確かです。
仕事として用いられているリモートワークは会社内での活用は拡がりつつありますが、勉強会となるとこれが活用されるのに一歩引くような形となっているようです。
例えばYouTubeの動画は見る、ライブも参加してチャットも言葉を入力するような流れに抵抗はないようですが、ZOOMといった形による勉強会には抵抗があるようです。
仕事の一環として会議に参加することには抵抗がなかったとしても、勉強会としてプライベートで参加することに抵抗する理由。
それは、仕事の時間以外にプライベートの時間で自分の姿をさらけ出すこと、です。
YouTubeは普段からよく動画を見ていることもあり、チャットに参加するにしても自分の姿をさらけ出すことはありません。
一方ZOOMでは自分の姿を映さなければならないという点で大きな抵抗感があるようで、特に女性の中では化粧をしたり背景もきれいに整えた場所を選ばなければならないなど、気を使わなければならない・神経をとがらせなければならない点が出てくるようです。
リモートは外出しないメリットがある一方で、プライベート空間における自分をさらけ出す思いになるデメリットがあるようです。
仕事として割り切ることでリモートワークに参加する、もしくは友達同士で参加することに対しては抵抗感がないと思いますが、これが個人的な勉強会には参加しない。
これを払しょくするには例えば自分の顔の部分にお面が出てきたり、背景を変えたりできるものがあればどうでしょうか。
実際にYoutubeでも自宅を把握できないようようにするために背景を変えたり、ユーチューバーの奥さんに仮面をつけてみたりするなど、自分のプライベート空間を極力さけるような形で取り組まれています。
ただ、これに対しては編集が大変だと思いますので、ZOOMにおいても同じような大変さがあればやろうとは思いません。
事前にそのようなシステムが付いていたら面白おかしく活用されたり、プライベート空間をさらけ出さずに取り組めるようになるということになります。
家の形や窓を見てどこの家に住んでいるかを特定できると言われる昨今。
リモートで勉強会に参加しようにも、少しの情報を相手に提供することでストーカーに発展する恐れもあるので抵抗を持つことに対しては致し方ないかもしれません。
コロナ禍によってリモートの活用への期待が寄せられている一方で、活用されるために生じる人間の心理まで突いていく必要があるなと感じます。
特にコロナ禍によって外出制限があったり、お酒を飲むにも一苦労といった感じでストレスが溜まっている中、リモートを行うにしても神経が尖っている可能性が高いです。
こんな状態だからこそ神経をとがらせる別のものを作ろうとは思いませんし、気軽に使えるものにしなければならないのかもしれません。
コロナ禍に限らず、リモートワークは通勤時間の短縮や自宅にいなければならない人に対する雇用を増やすことにつながることで、更に期待が寄せられていくと思います。
また、活用する側の心理をとらえて更に気を遣わないための工夫ができていくことで、もっと活用されていく可能性も高くなっていくと思います。
インターネットの活用はさらに高まっていくことは間違いないと思います。
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