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行政が犬猫を引き取る
先日、障害者とペットの両立をした施設について調べてみましたが、その際に気になったのが殺処分という言葉でした。
動物の愛護管理法で、犬や猫の飼い主が何らかの事情で飼育ができなくなって行政に持っていくと、行政は引き取らなければならないとしているそうです。
飼い主が何らかの事情で飼えなくなって動物を捨ててしまうことが多いことから、この対策をしているそうです。
捨てられることを考えたら行政が引き取る方がいいという考えの元で作られたのでしょうが、実際にはもう興味がなくなったから引き取ってもらおうとする人がいるんでしょうね。
現在では飼育放棄の原因を探って、その数が少なるような対策もしているそうです。
飼えなくなった理由
動物を飼えなくなる理由として以下のことが挙げられています。
世話ができない、飼い主の死去、日常生活に支障をきたす、母の痴呆がひどくなった、親の面倒を見なくてはならない、子どもがアレルギー、アパートであるため、一人暮らしになった、世話をする人がいない、などです。
また、犬が原因で手放さなければならなくなることもあるそうで、育てるのが困難、夜泣きが酷い、家族を咬んでしまった、暴れる、家の中を汚すようになった、怪我をした、
などが挙げられるそうです。
殺処分の数値も確認してみた
年間殺処分される犬猫は減少しているそうですが、実際には犬猫併せてだいたい4万頭くらいでした。
前回の記事で確認したサイトでは25万頭と書いてありましたけど、そうとう数が違うので驚きましたが、それでもかなりの数の犬猫が殺処分されている事実は変わりません。
飼えなくなった犬猫を引き取った行政が面倒を見れないということで殺処分することは、ある意味元飼い主が殺処分したということには変わらないとのことでした。
海外ではどうなのか?
ドイツでは全く殺処分は行われていないとのことです。飼い主のいなくなったペットは「ティアハイム」とよばれる保護専門の施設に入るそうで、そこから約9割が新しい里親のもとで暮らせるそうです。
イギリスでは年間10万頭のペットが保護されるそうですが、殺処分数は日本の16分の一程度とのことです。
もっと前に動物愛護の国別ランキングを見ましたが、その時は日本は捕鯨をしているから低いものだと思っていました。
しかし、この殺処分における海外の比較を見たときに、日本の殺処分の数も愛護から遠い存在になっているのかなと感じました。
まとめ
生きていくために殺してご飯にして食べることは仕方がないと思っていますが、さすがに人間社会の都合で殺処分していることには疑問しかありません。
バランスよくしていくために仕方がないことなのかもしれませんが、納得できない自分がずっといるだろうなと感じました。
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