人生ゲームとは、ボードゲームの一つでさいころやルーレットの目に従って止まった位置に書かれている通りのことを行うゲームです。
その中には大金を得たり借金をしたり、転職したり職を失ったりと正に人生そのものを疑似体験できるようなもので、大人になっても十分に盛り上がることができます。
久しぶりに家族でやってみたのですが、やはり面白いなと感じますし大人になっても1位になりたいと思って取り組んでしまいます。
ゲームであっても必死にお金をかき集めたり、必死で大金持ちになろうとしている自分がいることに気づきました。
人生ゲームをしていて気づいた点はそれだけではありません。
突然子どもが生まれてお祝いをしたり、購入した株が上がったり下がったりでお金をもらえたり払ったりして、人生ゲームの内容がリアルに感じたわけです。
自分たちの人生もさいころの目のようなもので動いていて、時の流れに身を任せているんですよね。
もちろん人生ゲームの駒に意志はないので、その点は違うかもしれませんが盤上に書かれているルールがリアルにも存在していたら、そのルールに従っているとは思うんですよ。
人生ゲームをしていてルールに従わない人がいたらゲームそのものが終了するか、従わない人を排除する動きがあるようにリアルな世界でもルールに従わない人は逮捕されるなどの罰則があるために、大抵の人はルールに従って生きています。
そのように考えるとリアルな世界も人生ゲームそのもののように感じるのです。
リアルな世界との大きな違いは、人生ゲームは一度終わったら「もう一度やろう!」ができて、前回とは違った進み方になりますが、リアルな人生はやり直しがききません。
今回就職に失敗したから次回頑張ろう!としても、もう一度最初からやり直すことはできません。
その点は人生ゲームに対してうらやましくも感じるわけですけど、改めて面白いなと感じるのが盤上の駒の進め方やもらえるグッズなどが偏ったりして、その人それぞれの特徴が浮かび上がってくるのです。
人生ゲームをやり直したとしても、その人の性格が盤上に出てくるのでそれが大変面白いです。
慎重に進めていく人もいれば大胆に進める人もいて、ゴールの時点で持っている金額がだいたい一緒くらいの人や大幅に揺れる人などもいます。
サイコロやルーレットの目も盤上に書かれているプラスの内容のところに止まりやす人もいますし、その人の運の良さも表れます。
この点を見ていても人生ゲームは人生そのものと思ってもいいのではないだろうかと思います。
あくまでゲームはゲームですが、人生も結局はゲームのようなものと思ってしまうこともいいのではと感じます。
いつも慎重に行動している人はゲームのように大胆になってみるとか、一度しかない人生に対して後悔のない行動を取ることってものすごく大事だと思うんですよ。
幼いころに描いていた夢に対してもう一度挑戦してみるとかもありだと思いますし、そうしたことをゲームを通して思い直せるかもしれません。
ギャンブルをしない人も依存症にならない程度で楽しめるのであればやってみるのもありだと思っています。
人生そのものがギャンブルであるにもかかわらず、それに気づいていない人が結構いますからね。
大胆に攻めなければならないときと慎重に引かなければならないときの駆け引きをギャンブルで学ぶことができますし、人生においてその駆け引きはものすごく出てきます。
人生ゲームの盤上では大胆になれても、リアルな人生で大胆になれない人は何かを賭けて戦うことを今までやれていないからかもしれません。
後悔しない人生を歩みたいと思うなら、ゲームもギャンブルもやってみてはいかがでしょうか。
リアルな世界でも人生ゲームの駒のように感じています。
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