子どものころに来てくれたサンタさん。
クリスマスイブにサンタさんが来るのを楽しみにして眠れぬ夜をなんとか寝て、翌朝プレゼントが届いていたら目がキラキラなるような感覚になっていたのを今でも覚えています。
とにかくうれしくてうれしくて、毎年クリスマスイブを楽しみにしたものでした。
大人になるにつれてクリスマスイブの夜は異性と一緒に過ごすものに変化し、独り身で過ごすクリスマスイブの寂しさに耐えられなくなる人も出てくる魔の日に変化します。
大人になってからのクリスマスイブはさておき、いつまでサンタさんを信じていたかでクリスマスイブの楽しみ方が随分変わったとは思っています。
ですから、サンタさんが来てくれる条件は信じる気持ちがあるかどうかではないかと思っています。
クリスマスイブだけでなく、信じることって実はとても大切な事なんだなって思います。
自分の力を信じる、周りの人たちを信じる、より良き未来を信じるなど、自分自身にとっても何かと信じるということは大事で、これがなければ人生がとてもしんどいものへと変わります。
ただ、生きていく中で小さなことであっても期待を裏切られることということは多々あって、その過程で信じる力がどんどん薄れていくんだと思います。
サンタさんに対する気持ちも、最終的には親が買ってくれているということに気づいた時には終了してしまいます。
ただ、信じる力は結構大きくて、過度の期待で失敗することはあっても何かに対して信じて生きていくことは大きな力をくれます。
私の中では子どものころの純粋に何かを信じて取り組んでいたときの力って、今よりも大きかった気がするんですよ。
それを経験値がドンドン奪っていくんですけど、何も考えずにただひたすら仕事などに取り組むよりも、楽しいイメージを持って何かが起こると信じて取り組んだことの方が自分に大きなプレゼントを運んでくれているなって思いますね。
純粋に何かに対して信じることってものすごく大切な事なんだなって思います。
プレゼントは親が買うもの、ということを知ってからサンタさんの存在を否定的に見る流れになると思いますが、実はサンタさんを信じていれば、何かの形でプレゼントがもらえるようなそんな気がしています。
子どもが授かるとか、思いがけないお金が手に入るとか、気の合う友人とであるとか、気づかないうちに自分のもとに幸せをもたらしてくれているんだと思います。
大人になる過程でそうした純粋な気持ちが薄れて、どうしても科学の力を信じて解明しようとしがちな世の中ではありますが、幸せな発想をしない人のもとに幸せはおとずれないと思いますよ。
やはり自分は不幸だと思い込んでいる人のもとには不幸なことが続いてしまうと思いますし、原点に戻って楽しい日々や嬉しかったことを思い出してこれからもそうした日々が来ると信じて生きることが大事なんです。
サンタさんは信じている人のもとにきっと来てくれると私も信じて今晩過ごしたいと思います。
サンタさんは夢があっていいですね。
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