昨日、北九州市議選が行われて自民党公認候補が22人中6人も落選したとYAHOOのトップニュースで出ていました。
北九州市は政令都市。
これまでのコロナ禍に対する対応に対して自民党への批判が出てきたのではないかと言われています。
また、福岡県は麻生大臣のお膝元。
顕著に自民党批判が表れた結果となって話題となっています。
他にもアウンサンスーチーさんが国軍に拘束されて国営放送が遮断されるなど、ミャンマーでは大変なことが起こっているようです。
権力を持った人のちょっとした失敗で大きな波紋を広げていきます。
自民党は国民目線で政策を行わず、上級国民と称される人たちを優先にPCR検査を行っていくなどが不平不満を呼び込んでいます。
もちろん自民党の政治家が言いたいことは分かるんです。
10万円給付金再配布に関しても慎重に行いたいと思う気持ちは分かります。
ただ、上から目線で言う姿勢が反感を買っていることに全然気づいていません。
アウンサンスーチーさんも平和を掲げて今の立場に立った方ですが、ロヒンギャ迫害に対して批判を受けています。
これまで築いてきた信頼をたった小さな言動が風穴となって崩壊していくことは今に始まったことではありません。
政権交代が起こった2009年。
この時も麻生さんの言動が引き金となったと言っても過言ではありませんが、民主党の勢いに自民党が選挙で大敗して政権交代が起こりました。
しかしながら政権を取った民主党も掲げた政権公約を守ることができず、さらにだらしない大臣たちの言動であっという間に自民党に政権奪取されました。
どちらも小さな風穴が大きな穴となって立ち直るのに大変時間がかかる状態になってしまいました。
ここで私たちの生活に関しても考えられることではありますが、ちょっとした自分の言動がきっかけで自分の人生の歯車を大きく揺るがすということはあると思います。
気の緩みや相手をバカにした態度をしただけで、その時自分に勢いがあったとしたら一気に急加速で落ちていくのです。
今の自民党を見ていると、まだまだその態度が悪いということが分かっていないために今回の選挙結果が出たのだと思います。
小さな風穴は先ほども書いた通り、自分の気の緩みから発生するものです。
常に謙虚な姿勢でコツコツと前に進むことが風穴を作らずに成功への道と進む秘訣です。
自民党もアウンサンスーチーさんもその点を完全に見誤った結果を出していますし、アウンサンスーチーさんに至っては命の危険もあるわけです。
昔々の権力者はそうやって自分の命を狙われる可能性が十分にあったからこそ緊張感をもって政治を行っていたのです。
北九州市議選の結果が他の選挙でも出てくるようになると、今の自民党政権にも引き締まっていいのになと個人的に思っています。
国民を疎かにしたらこうなりますよという結果を示す必要はあると思います。
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