【危険】ドッグフードに含まれている一部の成分について

皆さんはドッグフードを購入する際に、使用されている成分までしっかりと確認しているでしょうか?

恐らく多くの方が「国産、低価格、量が多い」という点をメインに選んでしまっていることが多いと思います。それがドッグフード選びにおいて、大きな間違い!ということではありませんが、愛犬の健康や成長を考えるうえで、出来るだけ安全で安心なドッグフードを与えたいですよね。

実は一部のドッグフードには、危険な成分が含まれている可能性があるのです。

危険なドッグフードは存在する?

【2020年】愛犬の健康維持のために正しいドッグフードの選び方!

上記の記事では、年齢やライフステージによって最適なドッグフードを考えたり、与える量を調整するということをご紹介しましたが、ドッグフード選びにおいて気を付けたいことがあります。それが危険なドッグフードの存在です。

アメリカで2007年にとあるペットフードを食べた猫や犬が死亡してしまうという事故があり、そのドッグフードは日本でも販売されていたことから大きな問題へと発展しました。

それ以降、ペットフードに関しては法律が存在しない日本でしたが、2009年に「ペットフード安全法」という法律を施行しました。この法律により、ペットの健康を著しく損なう粗悪なペットフードの製造販売は禁止されることに。

これで一安心・・と思いきや、ペットフード安全法は完璧に安全とは言えない内容でした。消費者に対して賞味期限や製造業者の表記義務に加えて、有害な物質や原材料を用いてはならないとあるだけで、これでは「本当に安全なペットフードの提供が出来ている」とは言えないのです。

販売されているペットフードが信用できないのであれば、ペット達に「手作りフード」を与えてあげれば間違いないでしょう。しかし、それでは飼い主の負担も大きくなってしまいます。

そこで、危険な成分が含まれていないドッグフードさえ分かれば、安心して愛犬に与えることが出来るはずです。

ドッグフードに含まれていたら要注意!危険な成分について

上述したペットフード安全法によって、我々消費者は「使用されている成分の確認」が可能になりました。

一方で、どんなに良心的なメーカーであっても「危険な成分が入っています」と明記してくれるわけではないので、商品袋やパッケージに記載されている原材料や成分表で確認するしかありません。

愛犬に危険なドッグフードを与えないためにも、危険な成分についてしっかりとチェックしておきましょう。

酸化防止剤

酸化防止剤には、BHT、BHA、エトキシキンなどの様々な種類が存在します。酸化防止剤がドッグフードに使用される理由として「長期保存を可能にする」ということが考えられます。

通常、ドッグフードは開封をしてしまうと酸化が進んでいきます。酸化が進んでしまい、風味や味が劣化してしまうのです。そこで、酸化防止剤を含ませることによって酸化を遅らせているのです。

ドッグフードの鮮度を長持ちさせる為に欠かせない酸化防止剤ですが、比較的安全なものと、危険なもので分かれます。

まずは安全な酸化防止剤である「天然型」について。これは主にビタミンCやローズマリーから抽出したものがあり、どれも自然由来の成分で、比較的安全といえるでしょう。

一方で危険なのが「合成型」の酸化防止剤です。上記で紹介した自然由来の成分とは大きく異なり、人工的に作られた成分がほとんどです。本来は食材で使用される事は禁止されているのですが、悲しいことにペットフードの使用には認められているのです。

その内訳はBHT、BHA、エトキシキンなどが有名で、これらの酸化防止剤は発がん性や毒性の危険があるため、危険な成分といえます。とくに輸入されているドッグフードの多くに使われていることが多く、購入しているドッグフードが海外産である場合は要注意です。

穀物類

犬の先祖は元々、肉を主食をしていました。その関係で犬の消化器官は短めの作りになっています。肉の栄養素であるタンパク質の消化には適しているのですが「穀物類の消化には適していない」のです。

ドッグフードの主原料が肉をメインとしているとは限らず、中には穀物類を主原料としたドッグフードも少なくありません。穀物類は犬の消化器官に負担をかけるだけでなく、必要な栄養素を補えていない場合も考えられます。

ドッグフードの中にはグレインフリー(穀物類を一切使用していない)を謳ったドッグフードもあるので、愛犬の健康を第一に考えたいという方はグレインフリーのドッグフードをチョイスすると良いでしょう。

着色料

恐らくほとんどのドッグフードにおいて使用されているであろう着色料ですが、実際には2種類存在します。

  • 天然着色料
  • 合成着色料

上記の2種類です。天然着色料は比較的安全で、「〇〇エキス」のような表記です。愛犬の健康を著しく損なうということはないでしょう。

一方で要注意なのが合成着色料です。「〇〇4号」のように、数字と色で表記されているのが特徴です。残念なことに、合成着色料は低コストでキレイな色付けが可能なため、多くのドッグフードで使用されています。なかには発がん性物質が確認されていることもあり、安価だからといって、合成着色料が含まれているドッグフードを与えるのは危険です。

なるべくなら天然着色料を使用したドッグフードを与えてあげるようにしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です